鑑定士/ヒーラーの今吉令が解説いたします。
ツインソウル統合とは
ツインソウルとは、魂の一部を共有した者同士のご関係を意味します。
このご関係におけるお相手は、家族とも友人とも違う、魂の世界で約束された特別なご縁で結ばれている方です。
ツインソウルのお相手との関係性を考える上で、ツインソウル統合の意味を正しく理解しておくことは欠かせません。
まず、ツインソウル統合の意味と、ツインソウルが統合に至るまでに経るステップにおいてご説明しておきましょう。
統合=魂のレベルで一緒になるということ
ツインソウルにおける統合とは、それまで別々の存在として生きていた魂が一つになることを意味します。
魂のレベルで一緒になるということなので、必ずしも恋人同士や夫婦になることを意味するわけではないのがポイントです。
ツインソウル統合の結果として、結婚というかたちで一緒に生きることになる場合もありますが、中には結婚を選択せず、ツインソウル統合を経て共に生きることになるカップルもいらっしゃいます。
ツインソウル統合とは、それぞれ別の肉体を持つツインソウル同士が一つの魂を共有し、深く結びついて生きていくようになることと言えるでしょう。
また、ツインソウルは異性に限らず同性である場合もあるため、同性のツインソウルであったとしても、ツインソウル統合に至ることが可能です。
統合に至るまでのステップ
ツインソウルが統合に至るまでには、七つのステップを経ることが必要と言われています。
その七つのステップとは、それぞれ「認識」「試験」「危機」「分離」「浄化」「覚醒」「調和」と呼ばれるもので、各段階によってツインソウルとの関係性に変化が現れていくものです。
ツインソウル統合に至るまでの七つのステップは、大まかには三つに分けることもできます。
ツインソウルに出逢い、最初にお互いを知っていく段階が「認識」「試験」、次にツインソウル統合の前の「闇」とも呼ばれる「危機」「分離」の期間、最後にツインソウル統合が成功へ向かう「浄化」「覚醒」「調和」の期間です。
ツインソウルはこの七つの段階を一つ一つ経ながら統合へ向かっていくため、例えば「闇」と呼ばれる試練の段階だけを省いて先に進むということはできません。
ツインソウル統合前に必要な「闇」と呼ばれる期間、その前兆
ツインソウル統合の前には、必ず「闇」と呼ばれる辛く苦しい試練の期間が訪れます。
この「闇」は別名サイレント期間とも言われ、ツインソウルとの一時的な別れを経験する方が多いです。
七つの段階で言えば「危機」「分離」の期間にあたり、この期間には実際にお相手と音信不通になったり、物理的な距離も離れて会えない関係になってしまう場合がほとんどです。
この「闇」の期間が訪れる時には、いくつかの前兆が現れます。以下に、その前兆についてご紹介しておきましょう。
今まで築いたものが壊れてしまう
ツインソウル統合前の「闇」の期間が近づくと、それまでお二人の間で築いてきたものが壊れてしまうことがあります。
それまでお二人がお付き合いする中で築いてきたルールが壊れてしまったり、その結果としてお二人の間の信頼関係が壊れてしまうこともあるでしょう。
お相手と共通の友人との関係が壊れたり、お二人で一緒に積み重ねてきた仕事の成果や、物質的な意味で一緒に作り上げてきた物が壊れるということも起こります。
このように、ツインソウル統合の前の「闇」の期間が近づくと、これまで分かち合ってきたはずのものが無くなってしまうような出来事が起こり始めるのです。
マイナス思考など「闇」のエネルギーが強くなる
「闇」の期間が近づくと、思考や感情も「闇」のエネルギーの影響を受けて変化していきます。
それまでポジティブ思考だった人がマイナス思考になることが増えたり、理由もなく気分が塞いで落ち込む時間が増えたりしていくのです。
「闇」のエネルギーは、それまでの人生の中で傷ついた経験のトラウマや、前世からのカルマの集合体とも言うべき存在で、大変強力な負の影響を人に及ぼします。
この「闇」のエネルギーを「何だか目の前が暗い」「音が重くくぐもったように聴こえる」と、五感で感じ取る人もいます。
こうした「闇」のエネルギーの影響は、「危機」の段階から徐々に始まり、「分離」の直前にピークに達する場合が多いです。
「闇」を抜け出すために協力者が現れる
「闇」を抜け出すための協力者が現れることもあります。
この協力者は、ツインソウルにとって試練の時期である「闇」の期間を支え、乗り越えて統合に向かうためのサポートをする役として現れます。
ツインソウルが「闇」のエネルギーに負けて統合を諦めてしまいそうな時や、ツインソウル統合のタイミングを合わせる必要がある時、この協力者のサポートが得られる場合が多いのです。
協力者はその時に初めて知り合う場合もあれば、家族や友人など元々ご縁の強かった人であるケースもあります。
元々ご縁の深い家族や友人が協力者である場合、その人と会う頻度が高くなったりと、ますますその人とのご縁が強まる出来事が重なっていくでしょう。
ツインソウル統合間近であるサイン
次に、ツインソウルが「闇」の期間を乗り越え、統合が成功するのが間近な時に現れるサインについてもご説明していきましょう。
ここではツインソウルの関係性を示す「ランナー」「チェイサー」とい概念で考えると分かりやすくなりまうs。
「ランナー」とはツインソウルの分離期間にお相手から「逃げる側」、「チェイサー」はお相手を求めて「追う側」を意味する言葉です。
ツインソウルの「闇」の期間は、ランナーとチェイサーの役割をそれぞれが負いながら、ツインソウル統合に必要な魂の試練に向かうことになります。
特に、ツインソウル統合間近にさまざまなサインを受け取るのは、チェイサーである場合が多いです。
チェイサーが執着やエゴを手放す
ツインソウル統合が間近になると、それまでお相手に執着して追う側だったチェイサーが、執着やエゴを手放していきます。
「どうしても相手を自分のものにしたい」「相手と結ばれなければ生きていけない」といった執着心が無くなり、純粋にお相手の幸せを願うことができるようになるのです。
「たとえ結ばれることが叶わなくても、相手が幸せであればそれでいい」と自然に思えるようになるので、それまで感じていた不安や悲しみ、焦りといった感情も消えていきます。
この段階が「浄化」と呼ばれる期間で、チェイサーはお相手への執着の他にも、それまで固執していた固定観念やトラウマなど、さまざまなツインソウル統合を妨げるものが浄化されていくのを感じるでしょう。
チェイサーが高次元の自立を達成する
チェイサーがそれまで囚われていた執着やエゴを手放していくと、魂のレベルでの浄化が起こり、高次元の自立が達成されることになります。
高次元の自立とは、「ツインソウルのお相手と結ばれなければ幸せになれない」「お金や社会的地位が無ければ幸せになれない」といった固定観念を手放し、高いレベルで自立した精神状態になることです。
お相手や物質に対する依存心は無くなり、「自分の幸せは自分の心の中にある」と考えられるようになってくると、ツインソウル統合は間近と言えるでしょう。
ツインソウル統合には、ツインソウルの二人がそれぞれ高次元の自立を達成することが不可欠です。
感覚や感情の共有が起こる
ツインソウル統合がいよいよ間近になると、お相手と感覚や感情の共有が起こるようになります。
これまで離れていた魂が統合を目前にして再び近づき、お互いに共鳴し始めるのです。
この段階になると、離れていてもお相手の感情が伝わってきて自然と涙が流れたり、理由もなく嬉しさがこみあげてきたりします。
また、お相手が寒い所にいれば自分も寒さを感じるような、肉体的な感覚の共有が起こる場合もあります。
こうした第六感的な感覚が高まっていくと、ツインソウル統合は「覚醒」の段階に入ったと言えます。
相手からメッセージを受け取る
ツインソウル統合の直前である「覚醒」の段階では、お相手からメッセージを受け取ることもあります。
この場合のメッセージとは電話やメールなどの直接的な連絡によるものではなく、お相手との以心伝心によって伝えられるものです。
「相手が会いたいと言っている気がする」というように言葉でメッセージを受け取る場合もあれば、視覚的なイメージの形でお相手のメッセージを受け取る場合もあります。
「覚醒」の段階では第六感的とも言うべき直観力が高まってくるため、魂同士のやりとりを頻繁に自覚することが多くなるのです。
統合前の体調は、一度乱れて安定する
ツインソウル統合直前の「覚醒」の段階では、体調の乱れを経験することもあります。
それまで「闇」の期間にあって多くのストレスを感じていた精神が、ツインソウルのお相手との統合を前にして急激にリラックス状態に入るために、自律神経に乱れが生じる場合があるのです。
体調の乱れとして最も多い症状は、不眠や過眠など睡眠にまつわることが多いです。また、微熱や倦怠感といった風邪の引き始めに似た症状が出る場合もよくあります。
この時期に起こる体調の乱れは一過性のものであることがほとんどで、ツインソウル統合の段階が「調和」に向かうに従って、徐々に収まっていくことがほとんどです。
ツインソウル統合後の感覚とは
ツインソウル統合が成功し、魂のレベルで一つになると、これまでの関係性ではありえなかったような感覚の変化を経験します。
ここからは、ツインソウル統合が最終段階である「調和」に至ったとき、どのような感覚の変化が見られるかについてご説明していきましょう。
無条件の愛が持てるようになる
ツインソウル統合が「調和」の段階に入ると、お相手に対して無条件の愛が持てるようになります。
それまでの関係では自分のエゴや執着が優位であり、お相手に対して無条件の愛を持てることはなかったでしょう。
しかし「闇」の期間を乗り越える過程でエゴや執着を手放した後は、純粋に相手を思うことができるようになるのです。
「相手が存在してくれるだけで嬉しい」と感じられるようになり、お相手の気持ち本位で考えることができるようになるため、これまでに経験したことがないような満たされた気持ちに包まれ、深い幸福感を感じるようになります。
二人の境界が曖昧になる感覚がある
ツインソウル統合が成功すると、二人の境界線が曖昧になるような感覚があります。
具体的には、肌を触れ合わせているとお互いの身体の境界が曖昧に感じたり、感情や感覚に境界線がないかのように感じるということです。
これは、ツインソウル統合によって魂が一つになり、一個の魂を共有する関係性が完成したことを意味する現象です。
魂を共有しているお二人の間には、それぞれが別の存在であるという境界線を引く必要がなくなります。
同じ感情や感覚を共有して生きることになるので、まるで二人で一つの存在であるかのように感じることが多くなるのです。
共に取り組むべきことが見つかる
ツインソウル統合後、魂のレベルで一つになったお二人の間には、共に取り組むべきことが見つかることもあります。
二人で一つの存在として、より完成された存在になったことで、本来の使命に気付くことができるようになるからです。
ツインソウルのお二人は共通する使命に繋がる職業についていることも多く、統合後は、お二人で協力して一つの仕事を成し遂げていくこともあります。
ツインソウルが統合して完全な存在に生まれ変わることは、現世で取り組むべき使命に向かうためでもあるのです。
ツインソウル統合が失敗することはあるのか
ツインソウル統合への道は、多くの苦しみが待ち受けている試練の道です。
ツインソウル統合は、様々な試練を経てお互いの魂がしかるべき段階まで成長した後、一つになるべき時にタイミングが合うことで成功します。
では、ツインソウル統合は失敗することもあるのでしょうか。
ここではツインソウル統合が失敗する場合の原因と、失敗したと感じたときの対処法についてご説明しておきましょう。
ツインソウルの統合が失敗する原因
ツインソウル統合が失敗する原因として、次の二つが考えられます。
第一に、ツインソウル統合に至るまでに手放しておくべきエゴ・執着が強く、手放しきれていない場合です。
エゴや執着を手放して高次元の自立を達成することができない限り、ツインソウル統合が成功することはありません。
次に、ツインソウル統合のために片方が早く行動し過ぎるなどして、タイミングが合わなかった場合です。
ツインソウル統合は、お互いの魂がしかるべきレベルまで成熟したタイミングで成功するものです。そのため、片方しか魂の成長が見られない場合、片方の成長が遅れている場合などは、ツインソウル統合は失敗してしまうでしょう。
ツインソウル統合を成功させるためには、それぞれが統合前にエゴや執着を手放し、魂の成長を完成させておく必要があるということですね。
失敗したように見えても統合できることもあります
ツインソウル統合が失敗したように見えても、諦めてしまう必要はありません。次の点を見直すことで、統合が成功する場合もあります。
まず、ツインソウル統合の段階を理解し、ご自分は今、どの段階にいるのかを理解することです。
ご自分では統合直前の段階まで進んでいると感じていても、正確にはまだ、統合前の「闇」の期間を抜け出しきれていないということがよくあります。
さらに二人の関係の特徴を、正しく理解しておくことも必要になるでしょう。
ツインソウルのお二人の関係性は、夫婦や恋人同士といったように、一般的な関係性でくくることができないものです。
お二人の関係性においては、どうあることが統合した状態と言えるのかを正しく理解することで、ツインソウル統合が成功する可能性はより高まります。
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