レイキとは何か。その歴史と今世界で注目されている理由

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レイキとは何か

レイキは、精神的な問題、身体的な不調和を緩和し、癒しを施す日本古来のヒーリングの方法です。

対面している人に対して処置を行う際には、手を近づけることによって行うことが一般的です。

レイキは、私たちの中には目に見えない生命のエネルギー(=宇宙と繋がっている高次元のエネルギー)が流れており、それが私たちの生きる力につながっているという考えに基づいています。

私たちは生命のエネルギーが低いと病気になったりストレスを感じたりする可能性が高くなり、生命のエネルギーが高いと幸せになり健康になりやすくなります。

「病気ではないのにぐったりしていてやる気が出ない」「精神的な悩みが身体にまで影響している」といった状況は、この「生命のエネルギー」が低い状態にあります。

レイキという言葉は、「高次元の力、霊的な力」を意味する「レイ(霊)」と「エネルギー」を意味する「キ(気)」という言葉を元にしています。つまり、レイキとはもともと「高次元の力、霊的な力を元にした生命のエネルギー」ということを表しています。

レイキの効果

処置を行った方は、普段は感じられなかったすっきり感を持つことが多いです。身体の周りにふわっとした感覚があったと言う方もいます。

エネルギーが身体を行き来しているのでこうした感覚がもたらされるのですね。

レイキは、体の周りのエネルギーの流れを改善することによって、身体、感情、心、精神といった人間が持つもの全体に影響をもたらします。

そのため、リラックス効果はもちろん、幸せ、安全、幸福感など様々な効果をもたらしてくれます。また、特定の痛みが軽減したり、中には治療が難しかった病に対して奇跡的な効果を及ぼした事例も報告されています。

医療技術と連携した際には、副作用を軽減することに役立ったと言う方もいらっしゃいます。

レイキは宗教とは関係ない、自然の力を利用した方法

本来レイキは、誰もがもっている生命のエネルギーを使用して精神的・身体的な癒しをもたらし、自分の人生をより良い方向に導いていくための極めて自然な方法です。

レイキの扱い方が分からない方は、レイキを使用することに慣れている人からその方法を教えてもらうこと(=アチューンメント)によってその方法を徐々に身につけていくことも可能です。

こうした方法を身につけることで自分の健康を改善し、生活の質を高めることができます。

知的能力や精神的な成熟度は関係がないので、レイキを扱う素質に優れている人であれば、子供のころからヒーリングを行なっていた経験を持つ人もいます。

レイキはあくまで自然に存在する生命のエネルギーを使用するものなので、宗教ではありません。そのため宗教のような教義はなく、レイキを学んだり使用したりするために信じなければならないことは何もありません。

実際レイキはそれを信じているか否かに関わらず機能します。レイキを信じていなかった人でも処置を行った後に、その経験からレイキの力を実感することはよくあります。

レイキの歴史

レイキは宗教ではありませんが、他者を尊重し社会での調和を図るために使用することが重要、というのはレイキのヒーリングを行うものであれば誰しもが持っている共通の見解です。

こうした近現代におけるレイキの基本的な考え方や方法論を確立したのが、臼井甕男(うすいみかお、1865~1926年)氏です。もちろんレイキを遥か昔から使用されてきましたが、明治時代以降だと臼井がレイキに関する情報を積極的に発信したので有名になりました。

彼は、他者を尊重し社会での調和を図るためにレイキが役立つとして、倫理的な使用目的を元にレイキを使用することを推奨しました。

ただあくまでもより良い人生のためにレイキを使用するという方向性を示しただけで、その実践方法については個々のヒーラーに任されています。

臼井氏は生涯に2,000人にレイキを教えたと言われており、1940年代にハワイを経由してアメリカに広がると、1980年代にヨーロッパにまで伝わり、今なお世界中の人を癒しています。

海外でも受け入れられている

近代の日本で本格的に広まったレイキですが、今や世界中で実践されています。いやむしろレイキを忘れつつある日本よりも、他国においてより支持を集めていると言っても良いでしょう。

2007年の調査では、アメリカではレイキヒーリングを行ったことがある人は120万人もいて、60以上の医療機関において治療方法としてレイキが取り入れられていることが明らかになっています。これは十数年前の調査ですからその数はより増えていることが推測されます。

レイキとマッサージや整体との違い

レイキはエネルギーの流れを改善するものなので、対面でも行うことができるのはもちろん、遠隔でも実践することが可能です。

ただ実際にレイキヒーリングをどのように行うのかイメージがつかない方もいると思います。

マッサージや整体との違いを分かりやすく説明するために、対面レイキヒーリングにおいて一般的な方法をご紹介しましょう。

レイキは静かな環境で実践するのが最適ですが、どこでも行うことが可能です。クライアントはゆったりとしたな椅子に座るか、衣服を着た状態で横になります。クライアントがリラックスできるように、音楽を用いることもあります。

ヒーラーは、手の形を変えながら、数分間、頭や手足、胴体の特定の領域の周辺に手をかざします。

火傷などの特定の負傷や疾病に対して処置をしたい場合は、手を長時間当てることもあります。

施術者が身体の上で軽く手をかざしている間に、エネルギーの伝達が起こります。クライアントの身体は温かくなったりチクチクしたりすることもありますが、ヒーラーがエネルギーの流れが止まったことを感じるまで保持されます。

ヒーラーは、手の熱やエネルギーが減少したと感じると、手を離して体の別の領域にかざすこともあります。

レイキの癒しのエネルギーが持続的に流れるためには、クライアントはヒーリングには効果があるであろうことを受け入れ、それに対して積極的な心理状況であることが理想的です。

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